S0834 肢体不自由児の心理・生理・病理 第1,2設題セット

閲覧数2,118
ダウンロード数11
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5

  • ページ数 : 5ページ
  • 会員550円 | 非会員660円

資料紹介

特別支援学校教諭免許に関する科目です。
レポート作成の参考にしてみてください。
ここでの学習をより深めておくと、特支科目の他科目の試験対策にも使えますよ。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

第1設題: 脳性麻痺の定義・原因・症状・かかわり方を述べよ。
―脳性麻痺の定義―
受精から生後4週間の間に、脳に何らかの障害を受けている
2.脳の非進行性病変に基づく、永続的であるが変化しうる運動と姿勢の異常である
3.症状は満2歳までに出現する
4.進行性疾患や一過性運動障害、または将来正常化すると考えられる運動発達の遅れではない
「脳性麻痺」という用語は医学的診断名というよりも状態を表すもので、原因の発生時期は周産期が多く、出生前と出産後の場合もある。生後の発症は、後天性疾患や脳外傷によるもので、たとえば髄膜炎後遺症など原因に基づく診断名がつけられている。脳性麻痺は運動機能障害だけでなく、てんかん、知的障害、コミュニケーション障害などを随伴する。これは脳傷害が広範囲かつ重症であれば四肢麻痺とともに嚥下障害、呼吸障害も合併しやすい。そのため、運動機能障害に対する理学作業療法などのリハビリテーションだけでなく、「療育」と呼ばれる個人を包括的にとらえ、成長発達を支援・援助することが重要になる。
脳性麻痺は生理学的分類により痙直型、アテトーゼ型、失調型、混合型の4つに分類されるが、痙直型と...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。