肺炎患者の看護(実習資料)

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資料紹介

現在看護師として病院に勤務しています。
 看護学生の避けては通れない実習。その中でも頻度の高い肺炎患者についての疾患の理解・肺炎患者の検査・看護問題・看護目標・観察項目・看護計画立案・そして3年生ともなると吸引看護技術が必要になってくるため、これ1枚で肺炎患者についてまとめられるよう時間をかけて作りました。
 所々コメントを入れているので、学校に資料として提出する場合はそこを消すようにしてください。
 私も学生時代は資料作りにとても苦労しました。学生時代の頃を思い出して、学生が理解しやすいように資料を作りました。是非、肺炎患者の実習に役立ててください。

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資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

肺炎について(疾患の理解・検査・看護問題・看護目標・観察項目・看護計画立案)

疾患の理解

肺炎とは、微生物などによる肺実質の炎症である。肺炎の診断には、病歴聴取・発熱・呼吸器系の自覚症状(咳嗽・喀痰・胸痛・呼吸困難)などに加えて胸部画像検査(胸部X線検査、胸部CT検査)で新たな陰影の出現を検出することが重要。肺炎は病原菌以外にも、食物残渣や唾液、逆流してきた胃内容物の誤嚥により発生する場合もある。
肺炎診断の流れ
症状・身体所見

(かぜの症状から引き続くことが多い)

鼻汁、鼻閉、咽頭痛、咳嗽、喀痰
咳嗽、喀痰の増強、呼吸困難、悪寒、発熱、全身倦怠感、高齢者では食欲不振、活気がない、聴診上の水泡音、打診上濁音
検査

1.胸部X線・CT検査

 湿潤影の出現

2.血液検査

 白血球・好中球増加・CRP上昇・赤沈亢進

 血液ガス分析

3.原因微生物の同定(喀痰や血液)

  ※同定=所属や種名を決定すること※
肺炎
血液ガス分析の検査

 肺炎病巣の炎症の程度により、PaO2(動脈血酸素分圧)が低下する。また、PHが異常を来すこともある。酸素吸入開始後にCO2ナルコーシス(...

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