Q0706_社会学概論_第2設題(2013年A評価)

閲覧数3,601
ダウンロード数39
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2013年にA評価で合格済みです。
    なるべく教科書にそって書きましたが、私見は自分なりの考えを述べました。
    ちなみに、私は同志社大学法学部卒業です。

    <第2設題>
    アイヌ民族の権利主張運動が、日本人社会に認識させたものはなにかについて述べよ。

    ★ 先生の所見は、「明治以降の日本社会による同化政策、その過程での偏見と差別、国内外に見られる先住民族・少数民族の権利主張とその成果、そして日本人社会への影響と非常に深く掘り下げられたリポート内容になっています。」でした。

    もしよろしければ、参考にされてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『アイヌ民族の権利主張運動が、日本人社会に認識させたものはなにかについて述べよ。』
    ■ 日本における民族問題
     ある日本の政治家の一人が、「(日本は)一国家、一言語、一民族といっていい。北海道にはアイヌ民族がおりますが、今はまったく同化されておりますから。」と発言し物議をかもした。また、他の政治家で、「日本国籍を持つ方々で差別を受けている少数民族はいない。」と発言した人もいた。
    国民を代表する立場である有名な国会議員が、このような発言をしたことにひどく驚いた。発言者の中には、北海道選出の国会議員もおり、まるで同化政策が良かったかのような発言で、アイヌの方々の心を深く傷つけたのではないかと想像できる。このように日本では、民族問題について存在を否定したり、軽々に扱ったりする傾向が強いように思える。
     アイヌ民族の問題のみならず、日本には、沖縄の人々への偏見・抑圧や在日韓国人・朝鮮人への差別・抑圧が無くならない。また、近年では、日本の労働力不足解消のため、多くの外国人非熟練労働者が来日し、その滞在は長期化し、定住化の傾向が見られる。
     多くの民族問題や移民の問題が存在する日本であるが、その問...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。