<2013>(明星大学)【初等教育相談の基礎と方法】[PB3100]2単位目

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    資料紹介

    明星大学通信教育における2013年度の合格レポートです。少しでも皆さんのお役に立てたら光栄です。
    ○講評
    課題の設問に、概ね解答されていましたので、本レポートは合格です。
    <今後に向けてのアドバイス>
    保護者とのつながりをつくっていくうえで大切なことは、その保護者の子育てのリソースがどれくらいあって、それらがどの程度機能しているのか、という状況を客観的に理解することです。そのうえで、「共感」というカウンセリング・マインドが生きるものと考えられます。また、発達障害については、その要因の科学的解明が進んでおり、現在正しいと思っている対応法も、数か月後には否定されるかもしれません。実際の現場において大切なことは、自分の目の前にいる子ども、そして保護者が、いったい何を必要としているのか、それを実直に汲み取ることです。自分が困った時でも、子どもたちを毎日丁寧に観察していれば、必ず答えが見えてくるはずです。二次障害の予防は、教室における教師の責務です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初等教育相談の基礎と方法

    2単位目

    ○課題

     ①発達障害のある子ども・発達障害を疑う気になる子どもの理解と教育現場における対応の方法に関して、一つの発達障害を取り上げ、問題行動の捉え方を踏まえつつ述べなさい。

     ②教師として、多様な保護者とのつながりをどのように作っていけばよいかについて述べなさい。
    ①発達障害のある子ども・発達障害を疑う気になる子どもの理解と教育現場における対応の方法について述べるにあたり、ここでは「自閉性障害」を取り上げ、その問題行動の捉え方を踏まえつつ述べていく。

    自閉性障害とは、アスペルガー障害と共に、「広汎性発達障害」に含まれるものだが、その特徴として、①社会的な交流に乏しい②他人と上手くコミュニケーションが取れない③興味の範囲が限定され、同じ行動を繰り返す、の3つが挙げられる。具体的には、視線を合わせない、抱かれたがらない、ほかの子どもと遊ばない、言葉の発達が遅い、奇妙な遊び方をする、特定の物や習慣にこだわる、騒音を嫌がる、などの症状が挙げられる。

     上記のことを踏まえた上で、自閉性障害の子どもと関わるための3つの具体的な方法を述べる。

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