日本政治史 分冊1

閲覧数1,382
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    明治政府の近代化政策について説明しなさい。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本政治史 分冊1
    参考文献
    近代日本政治史 黒川貢三郎 瀧川修吾 2007/3/31 南窓社
    日本政治の変遷 富田信男 福岡政行 谷藤悦史 楠精一郎 1983/4/25 北樹出版
    維新の構想と展開 鈴木淳 2002/7/10 講談社
     財政再建
     わが国の資本主義的産業は、江戸時代にはまだ十分に開花せず、明治以降になって急速に発展をみるに至った。そして明治新政府の安定化を期し、さらに富国強兵をはかる上で、緊急不可欠なものとして財政的基礎の確立があった。
     また西欧諸国との間で取り交わされていたいわゆる不平等条約により関税収入が得られない状況下にあって、工業化政策を推進するための財源は地租をおいて他になかった。そこで、政府はまず廃藩置県後、統一的な税制を整え、安定的な財政を確立すべく地租改正を行った。藩ごとにばらばらであった租税制度を全国的に統一し、不作や米価の変動によって歳入が安定しない物納を金納に変え、予算を安定させる目的があった。租税徴収の費用軽減、租税負担の公平、さらに財政の安定を期するため、政府はまず土地永代売買の禁を解き、全国の土地の所有者を確定し、地価を決め税率を定めるこ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。