ノーベル物理学賞がとりたい方、理由に興味がある方へ(*^^*)
〈参考サイト〉
wikipedia
yahoo!知恵袋「朝永振一郎さんの繰り込み理論とは・・・」
やさしい解説 - 東京大学宇宙線研究所
東京大学 大学院 理学系研究科・理学部「自発的対称性の破れと素粒子物理学」
科学技術政策 5分でわかる最新の科学技術 ノーベル賞受賞研究「CP対称性の破れの起源の発見」
湯川秀樹
中間子の存在を理論的に予想
陽子と中性子をつなげる核力を持っている
江崎玲於奈、アイヴァー・ジェーヴァー
半導体内および超伝導体内の各々におけるトンネル効果の実験的発見
量子力学の世界においては、ボールを壁の高さまで投げることができないのに、ボールを壁の向うに投げる事ができてしまう
粒子は波であり、この効果は、声が壁を越えて伝わるのに似ている
無の状態から宇宙は誕生したのだが、その無から有の状態への移動はトンネル効果によってなされたという説もある
朝永振一郎、リチャード・P・ファインマン、ジュリアン・シュウィンガー
量子電磁力学の分野における基礎研究と、素粒子物理についての深い結論
無限大ー無限大などのそれまで不可能だった計算を、実験で得られた電荷をこの式の答えとすることで可能にした(繰り込み理論と呼ばれる)
小林誠、益川敏英
自然界においてクォークが少なくとも三世代以上存在することを予言する、対称性の破れの起源の発見
陽子はアップクォーク2個とダウンクォーク1個、中性子はアップクォーク1個とダウンクォーク2個でできている
原子核は陽子と中性子でできているので、我々の周りのあらゆる物質は、基本的にアップクォーク、ダウンクォーク、電子の3種類でできている
南部陽一郎
素粒子物理学および原子核物理学における自発的対称性の破れの機構の発見
たとえば、ここに丸いテーブルがあると考えてみる。テーブルの表面にはその面に垂直な方向に一様な重力がかかっているとして、そのテーブルの中心に1本の細長い棒を垂直に立てておく
テーブルの表面での力学系は、テーブルの回転に対する対称性をもち、何も特別な方向はない
しかし、この棒が立っている状態は安定な状態ではない
時間がたつとその棒は倒れてしまう棒が倒れた状態では特別な方向が発生し、もはや上記の回転対称性は破れている
このように、力学の基本方程式は対称性をもつのに、そこに生じた基底状態の対称性が破れる現象を、自発的対称性の破れという
南部先生はこの対称性の破れが素粒子の世界でも起きているとした
小柴昌俊、レイモンド・デービス
天体物理学への先駆的貢献、特に宇宙ニュートリノの検出
ニュートリノはすごく小さいから、何でもスイスイ通り抜けてゆく、だからニュートリノを捕まえるのはとても大変
アルベルト・アインシュタイン
理論物理学に対する貢献、特に光電効果の法則の発見
物質に光を照射すると、電子が放出される現象
ヴィルヘルム・レントゲン
後に彼に因んで命名される、注目すべき放射線エックス線の発見
2008年にUCLAのチームが、真空中でセロハンテープを秒速3センチメートルの速さで剥がすことでエックス線撮影が可能な強度のエックス線が発生したことを観測し、ネイチャー誌に発表した
ガーボル・デネーシュ
ホログラフィーの発明および発展
3次元像を記録した写真
ホログラフィック・ディスプレイ研究会 では、毎年大学ホログラフィー展を開いており、芸術的なホログラムを誰でも無料で見ることができる
チャールズ・K・カオ(高錕)
光通信を目的としたファイバー内光伝達に関する画期的業績
エルンスト・ルスカ
電子を用いた光学に関する基礎研究、特に最初の電子顕微鏡の設計
観たい対象に光をあてて拡大する通常の顕微鏡に対し、電子をあてて拡大する
電子顕微鏡は、物理学、化学、工学、生物学、医学(診断を含む)などの各分野で広く利用されている
ヴェルナー・ハイゼンベルグ
量子力学の創始ならびにその応用、特に同素異形の水素の発見
現代物理学の1つで、素粒子・原子・分子などの微視的な物理現象を扱う理論で、第5回ソルベー会議の写真が有名
エルヴィン・シュレーディンガー、ポール・ディラック
原子論の新しく有効な形式の発見
ド・ブロイが、電子は点状の粒子であるとともに、ある種の波をともなうと主張し、シュレーディンガーは電子が従うべき波動方程式を導いた
アレクセイ・アブリコソフ、ヴィタリー・ギンツブルク、アンソニー・レゲット
超伝導と超流動の理論に関する先駆的貢献
超流動とは、極低温において液体ヘリウムの流動性が高まり、容器の壁面をつたって外へ溢れ出たり、原子1個が通れる程度の隙間に浸透したりする現象
ジェームズ・チャドウィック
中性子の発見
全ての原子の原子核は、陽子と中性子でできている
グリエルモ・マルコーニ、フェルディナント・ブラウン
無線通信の進展への貢献
フランソワ・アングレール、ピーター・ヒッグス
欧州原子核研究機構(CERN)によって存在が確認された素粒子(ヒッグス粒子)に基づく、質量の起源を説明するメカニズムの理論的発見
〈参考サイト〉
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やさしい解説 - 東京大学宇宙線研究所
東京大学 大学院 理学系研究科・理学部「自発的対称性の破れと素粒子物理学」
科学技術政策 5分でわかる最新の科学技術 ノーベル賞受賞研究「CP対称性の破れの起源の発見」