Q0102東洋の歴史第2設題

閲覧数2,020
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信課程の合格済みレポートです。あくまでも学習の参考としてお使いください。各科目B判定以上です。テキストを中心にまとめています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     次のテーマから一つを選択してリポートしなさい。(a)太平天国が成立した背景、およびそれがめざした社会について述べよ。(b)第1次国共合作と第2次国共合作が成立した背景、およびそれらが果たした歴史的な意義について述べよ。
     このリポートでは設題の(a)について、太平天国の成立した背景・発展・崩壊の過程、また、それがめざした社会について記述していく。
    ・太平天国成立とその背景
     
     太平天国の成立の背景には、アヘン戦争による敗北と南京条約や望厦条約・黄埔条約などの不平等条約の締結が大きく関与している。
    これらの一連の不平等条約により、低関税にまもられたヨーロッパ商品が流入し、貿易の中心地も広州から上海へ移動した。また、外国人や外国汽船の中国沿岸・内河への進出などによって、華中と華南を結ぶ沿海・内陸商業活動に依存して生活していた手工業者・商人・交通運輸労働者らが失業に追いやられた。さらに、アヘンの輸入増大による銀の大量流出や物価の高騰、列強への賠償金支払などは事実上の増税となって民衆の生活を圧迫した。また治水灌漑機構も荒れるにまかせ自然災害は人為的に拡大されていった。
     こうした危機的な状...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。