心理学理論と心理的支援

閲覧数2,275
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    社会福祉科通信教育のレポートです。文字数は1600字程度。
    バーンアウトを防ぐために求められる、職場管理(リーダーの役割)についてまとめています。
    参考までにどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現代社会において、「ストレス」という言葉は日々の暮らしのなかで当たり前のように使われている。ストレスとは、元来、金属が外部からの力によって歪む現象を示した工業用語であった。それを人の心身の状態に初めて用いたのが、生理学者のセリエである。ストレスは、その原因となるストレッサーと、結果となるストレス反応から成り立つ。このストレス反応の1つとして、近年よく耳にするのが、「バーンアウト」という言葉である。

     バーンアウトとは、医療や福祉や教育などのヒューマンサービスの現場で生じやすい「

    燃え尽き症候群」のことである。マスラックによれば、「極度の身体疲労と感情の枯渇を示す症候群」と定義されている。さらにマスラックらは、バーンアウトを3つの因子に分けて捉えることを提案した。①情緒的疲弊は、仕事を通じて情緒的に力を出し尽くし、消耗してしまった状態のことである。②脱人格化は、サービスの受け手に対する無情で非人間的な対応をとってしまうことである。③個人的達成感は、ヒューマンサービスの職務に関わる有能感、達成感が低下することである。

     ではどうしてヒューマンサービスを行う人たちほどかかりやすいのか。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。