高齢者福祉論②

閲覧数1,821
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    戦後の高齢者福祉施策の体系について時系列で整理し、その課題について論述しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (課 題)
    戦後の高齢者福祉施策の体系について時系列で整理し、その課題について論述しなさい。
    (解 答)
    当初高齢者福祉は独立した法律をもたず、生活保護法の下でスタートした。生活保護法による高齢者への扶助は、「要保護者を収容し、生活扶助を行う」として養老施設が規定され、費用の多くを公費負担によって賄われていた。
    しかし、高齢者を取り巻く社会的状況は高度経済成長とともに変化していく。高齢期に多くの人が直面する収入の激減や途絶に対する経済的課題に対して、1959(昭和34)年に国民年金法が制定された。また、高齢期の不安の大きな要素のーつである医療面に対しては、1958(昭和33)年には新しい国民健康保険法が制定され、1961(昭和36)年には全国の市町村で国民健康保険事業が開始されて国民皆保険制度(医療保険)がスタートした。 
    また、生活上の課題に対する支援と、生きがいと健康・安全な生活の保障として、1963(昭和38)年に老人福祉法が制定され、救貧対策が中心であった老人福祉施策から独立し、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホームの設置が規定された。在宅の介護サービスとしては、現...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。