ビタミンCの定量

閲覧数13,535
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    緒言
    ビタミンとは「体内の代謝をはじめとする種々の生理現象に重要な役割を演じ、しかし体内で生合成されない為に外部から摂取しなければならない微量必須の有機化合物」である。
    ビタミンCはアスコルビン酸といいビタミンの中で一番最初に化学構造の決定、合成が行われたものである。アスコルビン酸(還元型ビタミンC)は強い還元性を持っており、酸化剤が存在するとデヒドロアスコルビン酸(酸化型ビタミンC)へと酸化される。(文献?)
    このような性質を利用してインドフェノール法定量で還元型ビタミンCの量を求めた。
    実験方法
    インドフェノール法による定量は2,6-辞クロロフェノールインドフェノールにL-AsAを作用させると、定量的に還元されて紅色から無色に変化するから、このAsAの滴定量からその含量を算出することができる。
    試料
    「Qoo」オレンジジュース(20%オレンジ果汁)  ビタミンC…40ng(100g当たり)
    試薬
    ?4%メタリン酸液(HPO3):メタリン酸8.185gを200mlメスフラスコに入れ,200mlになるまで蒸留水を加えた。
    ?2%メタリン酸液:?の50mlを100mlメスフラスコに入れ、蒸留水を100mlになるまで加えた。
    ?0.001N-ヨウ素酸カリ液:原液には、0.1N-KIOз液(100mlメスフラスコにKIO3 0.357gと蒸留水を100ml になるまで加え、溶かした。これを着色ビンに保存し、必要な時に、その1mlを100mlメスフラスコに取り、蒸留水100mlになるまで加え、0.001N-KIO3 を作成した。
    ?6%KI液:0.6220gのKIを10mlの蒸留水に溶かして褐色ビンに入れた。
    ?デンプン指示薬:50mlメスフラスコに可用性デンプン0.500g取り、蒸留水50mlになるまで加え、加熱して溶かして1%可用性デンプン液を作った。
    ?L-アスコルビン酸液:結晶アスコルビン酸約0.048gを2%メタリン酸液100mlにマグネットティックスターラーで溶かしてろ紙でろ過をした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ビタミンCの定量
    緒言
    ビタミンとは「体内の代謝をはじめとする種々の生理現象に重要な役割を演じ、しかし体内で生合成されない為に外部から摂取しなければならない微量必須の有機化合物」である。
      ビタミンCはアスコルビン酸といいビタミンの中で一番最初に化学構造の決定、合成が行われたものである。アスコルビン酸(還元型ビタミンC)は強い還元性を持っており、酸化剤が存在するとデヒドロアスコルビン酸(酸化型ビタミンC)へと酸化される。(文献①)
      このような性質を利用してインドフェノール法定量で還元型ビタミンCの量を求めた。
    実験方法
    インドフェノール法による定量は2,6-辞クロロフェノールインドフェノールにL-AsAを作用させると、定量的に還元されて紅色から無色に変化するから、このAsAの滴定量からその含量を算出することができる。
    試料
    「Qoo」オレンジジュース(20%オレンジ果汁)  ビタミンC…40ng(100g当たり)
    試薬
    4%メタリン酸液(HPO3):メタリン酸8.185gを200mlメスフラスコに入れ,200mlになるまで蒸留水を加えた。
    2%メタリン酸液:①の50mlを100m...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。