英語史MAの合格リポートです。評価Aを頂きました。学習にお役立て頂ければと思います。
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1英語は、インド・ヨーロッパ祖語を祖語と
する、インド・ヨーロッパ語族に属する言語
である。このインド・ヨーロッパ祖語には、
『冬』『雪』『凍る』『寒い』や寒冷地の動
植物などの語はあるものの、『海』という語
がない事から、ロシア南西部の言語と推定さ
れている。これを起源とされているインド・
ヨーロッパ語族の言語は今日、世界中に広ま
っている。このインド・ヨーロッパ語族は、
いう硬口蓋破裂音に変化している、ケントゥ
ム語系と〈s〉という歯茎摩擦音に変化して
いるサテム語系とに大別される。ここから更
に、あらゆる基準に照らし合わせ、インド・
ヨーロッパ語族は11の語派へと分けられてい
る。英語は、ケントゥム語系の中の、ゲルマ
ン語派に属している言語となっている。又、
ゲルマン語派は、インド・ヨーロッパ祖語の
中でも今日デンマークのユトランド半島やス
カンジナビア半島南部に住んでいた人達の言
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語、ゲルマン祖語へと変化していった語派と
な っ て い る 。
2ゲルマン語としての英語の特徴の1番目は、
アクセントである。インド・ヨーロッ...