東洋大学 倫理学A 課題2

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合格レポートです。

参考文献リスト付きです。
リポート作成時の参考にしていただけると思います。

平成25年度 東洋大学通信教育課程
「倫理学A」課題1
課題:「平和の理念」について自分の意見を述べよ。

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倫理学A・課題2

平成25年度 東洋大学通信教育課程

「倫理学A」課題2
課題:「平和の理念」について自分の意見を述べよ。
ドイツの哲学者・カントは著書『永久平和のために』の中で、「平和状態は、創設されなければならない」と主張した。というのも、カントは自然状態にある(法的拘束力に縛られていない)人間は、戦闘や戦争を好むと考えていたからである。しかし、実際には人類は、先の大戦や各地の紛争を憎み、悲しみ、平和を実現する手立てを探し求めている。「平和の理念」とはなんなのか、カントとヘーゲルの主張から考えてみたい。

カントによれば、戦闘状態とは単に暴力をふるいあって敵対している状態だけをいうのではないという。というのは、自然状態にある人間同士が隣にいるとき、お互いはお互いに暴力や侵害を受けるかもしれないという恐怖に脅かされており、これも戦闘状態にあたると説明したのである。だからこそ人間は、法律によってお互いを侵害しないという安全が保障されてこそ、初めて平和を実現することができると考えたのである。

 だから人間は平和を創設する努力をしなければならない。その為には皆が合意できるルール(法)...

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