【2013年度】生徒指導・進路指導の研究 第1設題

閲覧数1,357
ダウンロード数6
履歴確認

資料紹介

レポート作成の参考にしてください。
佛教大学
S0533 生徒指導・進路指導の研究
【設題】中学・高校における生徒指導の原理および意義とは何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体例を示しながら説明してください。
【判定】A
【所見】生徒指導の定義について、学習指導要領や「生徒指導の手引き」からきちんと引用しその原理や意義について記述できています。また、中学校及び高等学校の生徒指導において、特に強調すべき点や実際の事例に基づいた指導の留意点なども詳しく記されています。大変秀逸なレポートです。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

中学・高校における生徒指導の原理および意義は何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体例を示しながら説明してください。
 生徒指導の原理について、1965年に発刊された「生徒指導の手びき」では生徒指導の基礎となる人間観について、「人間の尊厳という考え方に基づき、ひとりひとりの生徒を常に目的自身として扱うことを基本とする。これは、内在的な価値をもった個々の生徒の自己実現を助ける過程であり、人間性の最上の発達を目的とするものである。」と述べられており、生徒指導の原理として4点をあげている。
まず一つ目は「自己指導助成のための方法原理」であり、自発性・自律性・自主性の促進があげられる。欲求や情緒を直接的に行動につなげる自発性、目的に沿って行動を規制し節度あるものにする自律性、人間関係において相互に権利の主張と義務の遂行を可能にする自主性である。
次に「集団指導の方法原理」であり、学級や友人関係といった集団における相互作用の尊重や、集団の力の利用、人間尊重・友愛と自由の尊重、規律の維持などがあげられる。成員の集団に対する所属感や、成員同士の連帯感を高め、相互に理解し尊...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。