保育原理 設題2 近大姫路大学

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    資料紹介

    平成25年度近大姫路大学通信教育課程「保育原理」合格済みレポートです。レポート作成の参考としてお使い下さい。

    設題:欧米と日本における保育施設の成立と発展について述べなさい。

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    ◆総評◆
    設題の理解 ― 1:よく理解できています
    文章の表現 ― 1:良く表現されています
    参考図書 ― 1:有効に利用しています
    内容 ― 1:内容が豊かであり、よく学習しています

    ◆所見◆
    テキストや参考文献をよく読み、学習を進めることができています。それぞれの人物や保育施設について、要点を押さえて、分かりやすくまとめることができています。
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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    設題2:欧米と日本における保育施設の成立と発展について述べなさい。
     保育事業の歴史は、1769年オーベルランによってフランスに開設された農村託児事業「幼児保護所」が始まりであり、これが世界最初の保育施設であるといわれている。彼は農業技術の向上による貧困解消・村の活性化を進めていくうえで、基礎的・技術的教育の必要性や、親の労働によって取り残された幼児の保護と教育の重要性を感じるようになった。そこで、幼児保護所の開設によって、親が働いている6歳頃までの子供達を保護し、遊びや運動を中心とした活動を行えるようにした。また、6歳以上の子供が読み書き・計算などを学ぶ「中間学校」と、大人を対象として保育者の教育を行う「編み物学校」も開設し、保育事業によって子供達を社会から保護すると共に、積極的な教育も行い、荒廃した村の再興を目指したのである。
     保育事業の発展は、農村部ばかりでなく産業都市でもみられた。イギリスの工場経営者であったオウエンは、当時の産業革命の影響によって幼い子供達が有害で危険な環境下で長時間労働を強いられているという状況に憂慮し、1816年「性格形成新学院」を開設したこの学校は「幼...

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