H0326道徳教育の研究

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    佛教大学のA評価レポートです。
    設問:「道徳教育の歴史的変遷について述べよ。」

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    H0326 道徳教育の研究
    設問:「道徳教育の歴史的変遷について述べよ。」
     日本の道徳教育について江戸時代から述べていくと、当時は藩学、寺子屋、郷学などの学校があり、そこでの教育は儒教に基づいており、武士層から庶民大衆にいたるまで、ものの見方、考え方をはじめ人間形成は儒教によって貫かれていた。
     明治5年「学制」の公布により、近代教育制度が発足したが、その意図が欧米文化の導入・普及にあったので、その教育は知育偏重で、道徳教育は軽視された。「学制」と同時に修身料も誕生したがその目標も明確ではなく、そのことが儒教教育を根幹とする後の修身料とは非常に違った道徳教育を成立させた。
     明治12年、明治天皇は「教育大旨」なる臣民を儒教道徳によって養成する事を意図し、以後修身料が筆頭となるなど、道徳教育の強化へと大きく方向転換していったが、まだその考え方と国論が統一されておらず道徳教育の基本を巡り多く議論がなされた。
     これに終止符を打ったのが明治23年に出された家族国家観イデオロギーを中核とする教育勅語で、それが国民の依拠すべき道徳とされた。ついで翌年には「小学校教育大網」が公布された。修身料教...

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