・設問
1教育思想家の考え方に言及しつつ、自分自身のこれまでの教育的体験を踏まえて自分の視点で教育観を述べよ。
2明治期の学校教育史の要点をまとめよ。
・レポートに書き写しやすいよう、実際のレポートと同じ縦横15×25マス形式で作成されています。
1教育とは、子ども、そして大人がいて始めて成立し得るものだと考える。そして、大人が行う教育的場面は、
例えばワイングラスのように、その形は見る角度によって様々である。そのように形の定まったものではないので、視点を定めることだけでも困難であるが、教育とは何かを考える場合に視点の多様性を認識していることは重要である。
具体的には「教える」「学ぶ」「引き出す」という三点から成り立っているものであり、「教える」ということについては、フランスの教育社会学者デュルケムにそのヒントを見る事ができる。
彼は、教育とは社会生活に未成熟な子どもに対して、一定の身体的、知的、道徳的状態を子どもに植え付け、発達させることであると考えた。
この考え方は、大まかには正しいと思われるが、教育的影響は一方的であり、子どもが大人の要求する水準に到達した段階で教育は終了となるという解釈が生じる。
私は、教育は大人になってからも継続されていくものであると考える。例えば教育実習に行った際に、子どもから得る事は多くあった。例えば子どもに対して説明をし、理解したかを訪ね、全員が理解したという返事をしたとする...