刑法答案練習 未遂の教唆

閲覧数1,707
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    刑法答案練習 ~未遂の教唆~
    【問題】
    はじめから未遂に終わらせる意図で犯罪を教唆した場合、教唆者はどのような罪責を負うか。
    【考え方】
    (従来)
    主観主義犯罪論=共犯独立性説→結果発生の認識必要→不可罰説
    客観主義犯罪論=共犯従属性説→結果発生の認識不要→可罰説
    (近時)…共犯の処罰根拠と関連させるアプローチが一般的
    責任共犯論→犯罪に巻き込むことの認識→可罰説
    因果共犯論→結果発生の認識→不可罰説
    【解答例】
    1 はじめから未遂に終わらせる意図での教唆を未遂の教唆という。
     この未遂の教唆の場合、教唆犯として処罰されるか。
    2 まず、そもそも絶対的に結果発生が不能な内容を教唆した場合は、不...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。