大阪芸術大学短期大学部通信部単位修得試験対策 カウンセリング概論【可】

閲覧数1,763
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1,カウンセリングマインドに必要な態度にロジャースの考えに基づいて説明せよ。

     カウンセリングはクライアントが自身で自己実現の力を発揮できるようにすることであり,カウンセラーはクライアント自身がありのままの自分に気づき,受け入れ,その上で問題に立ち向かう過程を共に歩み援助する役割がある。

     ロジャースはクライアント中心療法を提唱していて,その意図とはある問題を解決するのではなく,個人が成長するのを援助することにあるとしている。カウンセラーの態度としてロジャースは①一致または純粋性②無条件の固定的配慮③共感的配慮をあげている。

     まず,カウンセラーはクライアントと接するときに感じたことを素直に意識化し表現する過程が一致してなければならない。カウンセラーの感情,気づき,表現が1つになった状態,すなわちありのままの姿でクライアントに向き合うことが必要な態度である。②の無条件の固定的配慮はクライアントがどうであれ好感をもってかけがえのない存在として受け入れる態度である。③はクライアントが望ましい人格変容を成し遂げるために同情ではなくクライアントの意識を体験し,意味を感じ取り言葉に返す作業...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。