脂質異常症

閲覧数1,746
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ◇脂質異常症

    ●リポタンパクの構造

     リポタンパクは、アポタンパクと脂質から形成される。

     水に溶けにくいコレステロールやトリグリセリド(中性脂肪)などの脂質が心を形成し、その周囲をリン脂質と遊離コレステロールがおおい、さらにアポリポタンパクとよばれるタンパクが外層を取り巻いている。

     アポリポタンパクはリポタンパクの構造を安定したものとするうえで重要な役割をもっている。

     そのほかにも、リポタンパクの分解に関与する酵素を活性化委させ、リポタンパクとその受容体を結合させる際にも大きな役割を果たしている。
    ●脂質代謝経路の分類(外因性、内因性、コレステロール逆転送系)

     脂質代謝には、大別して外因性、内因性、コレステロール逆転送系の3つの経路がある。

          

    ●リポタンパクの種類

     血症中のリポタンパクは比重の違いによって6種類にわけられる。

    ①カイロミクロン:カイロミクロンは、小腸の上皮細胞で生成される巨大なリポタンパクである。サイズは大きいがリポタンパクのなかでは最も比重が軽く、血清を冷蔵庫に保存した場合、クリーム相として血清表面に浮上する。カイロミクロンは...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。