腰椎穿刺(ルンバール)
腰椎穿刺とは、髄液の採取、ミエログラフィ(脊髄腔造影)、脊髄麻酔などの検査や治療のために、髄液腔に造影剤、空気、薬液などを注入する目的で、腰椎椎管から腰椎部クモ膜下腔に穿刺針を刺入する。
髄液は外観や生化学検査、細菌検査などにより、脳神経系の異常や変化をしることができる
クエッケンテスト:髄液検査の際に、両側頚静脈を圧迫すると、正常では脳性髄液圧がすみやかな上昇を示し、手を離すと速やかに下降する現象をさす。しかし、腫瘍などにより、脊髄腔に狭窄が存在すると液圧は上昇しない。
腰椎穿刺は側臥位で行うことが多い、しかし座位でも行う。
穿刺部位:第3、4腰椎間、第4、5腰...