○はじめに・・・(なぜその教授法に興味を持ったのか)
今回の前期レポート課題は、“今学期に体験的に学習した教授法の中から興味をもった教授法”について、ということで、私はCommunity Language Learning(CCL)を取り上げることにした。というのも、この教授法は、私が高校時代に体験した事のある方法で、1番楽しかった思い出があるからである。それはフランス語の授業で、ネイティブの先生がとてもアットホームな雰囲気でCCLを実践していたことを覚えている。それは、The Grammar-Translation Methodと織り交ぜながらやっていたと思う(おそらく高校側で決められたシラバスがあったのでそうしたのだと思うのだが)。クラスに慣れてきた学期の後半辺りからCLLを始め、初歩的な文法を学んでる段階では、その文型を使ったセンテンスばかりを練習しなければならず、そのような基本文型の積み重ねが大事とは分かっていても、フランス語でコミュニケーション(会話)をしたいと思っていた私には少し退屈な授業だった。CLLは、使っている単語の意味や文型が多少難しかったが、“たとえ先生のマネでも、言いたいことが言えている”という事実が嬉しかったし楽しかった。そしてCLLが、フランス語を勉強する上でのモチベーションをあげたことは明らかだった。CLLは私にとってとても有効な教授法であったと思うし、今学期の授業でも個人的にはCLLが1番面白いと感じたので取り上げてみることにした。CLLに良い思い出があるので、どうしても肯定的に捉えがちだったが、CLLのdisadvantageなども考えながら、様々な視点からCLLを見ていければ、と思う。
1・どのような日本語学習者に対してその教授法が応用可能だと思うか。
○コミュニケーションに重点を置いている生徒。
日本で生活している(する予定である)生徒にはこの学習法は有効だと推測する。
○はじめに・・・(なぜその教授法に興味を持ったのか)
今回の前期レポート課題は、“今学期に体験的に学習した教授法の中から興味をもった教授法”について、ということで、私はCommunity Language Learning(CCL)を取り上げることにした。というのも、この教授法は、私が高校時代に体験した事のある方法で、1番楽しかった思い出があるからである。それはフランス語の授業で、ネイティブの先生がとてもアットホームな雰囲気でCCLを実践していたことを覚えている。それは、The Grammar-Translation Methodと織り交ぜながらやっていたと思う(おそらく高校側で決められたシラバスがあったのでそうしたのだと思うのだが)。クラスに慣れてきた学期の後半辺りからCLLを始め、初歩的な文法を学んでる段階では、その文型を使ったセンテンスばかりを練習しなければならず、そのような基本文型の積み重ねが大事とは分かっていても、フランス語でコミュニケーション(会話)をしたいと思っていた私には少し退屈な授業だった。CLLは、使っている単語の意味や文型が多少難しかったが、“たとえ先生のマネ...