S0534 教育相談の研究 2013

閲覧数1,073
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2013年 A評価レポート

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    一 はじめに

    カウンセリングとは「人が日常生活を営む上で生じる悩みに対して相談や指導をすること。」(P3)とされていた。よって、カウンセリングの方法はカウンセラー中心療法が主で、カウンセラーがクライエントに具体的な指示をしていく方法であった。しかし、その方法では患者のもつ問題解決能力を消失させてしまうと考えられ、クライエント自らが意思決定し問題解決がはかられる能力を養う、クライエント中心療法が主な方法へと変わっていった。現代では人々が抱える悩みや問題も多岐にわたり、その相談内容も多様化し、カウンセリングに対する一定の知識や技術が要求されるようになっている。

    二 学校カウンセリングの目的

     私自身、中学校の教諭をしており、担任をしている。担任として学級経営のために、授業規律を守らせたり、周囲への迷惑行為を指導したりしながら、統率、管理をしなくてはならない。一方で、問題を抱える生徒を受容しなくてはならない立場にあり、時々矛盾を感じることもある。その中でどのように教育相談を行っていくべきか考えていきたい。

     学校カウンセリングの目的は、問題行動や悩みを教師が叱責したり、問題解決方法を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。