家庭科指導法 科目試験
玉川大学通信教育部「(教科)生活」の科目試験対策、過去問から抜粋した問題(語句説明、論述)の解答例です。
玉川大学通信教育部 「(教科)生活」試験対策(解答例)
■内容(1)「学校と生活」に関すること
ここでは、学校での一人一人の生活を豊かに広げていくという視点から、学校生活を常によりよいものにしていこうという意識を持たせることが大切である。
まず学校においては、児童は楽しい集団活動を通して学校のことを知り、自分の行動について考え、豊かな学校生活を送ることができるようにする。ここでは特に、学校の施設や人々の様子について分かるようにする。そして学校の施設の公共性に目を向けさせ、学校のルールやマナーを守ることでみんなが気持ちの良い学校生活を送れることができることに気付かせる。
また学校の施設や人々と繰り返しかかわることのできる環境をつくることで、児童は学校に居場所を見つけることができる。そのため、児童同士の望ましい人間関係を奨励するような指導が求められる。
さらに学校の行き帰りの場での人々との接し方、安全な通学の仕方など、その場に応じた判断や行動のとり方ができるよう指導したい。
■内容(2)「家庭と生活」に関すること
ここでは従前の「家計に関する仕事や家事」という視点に加え、...