生産可能性フロンティアについて説明しなさい。(A判定・1989文字)

閲覧数2,850
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    財 生産要素 生産水準 トレードオフ 機会費用 希少性 効率性

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    経済モデルの1つである生産可能性フロンティアについて説明したいと思う。現実の経済は多くの種類の財・サービスを生産しているが、ここでは2つの財だけを生産している経済を想像することにしよう。その2つの財を自動車とコンピュータとする。自動車産業とコンピュータ産業は、経済のすべての生産要素を使用している。使用可能な生産要素と、その生産要素を用いて生産物を生み出すのに利用可能な生産技術とを所与とした場合に、経済が生産できる生産物のさまざまな組合せを示すグラフを生産可能性フロンティアと呼ぶ。この経済では、すべての資源が自動車産業で使用された場合、自動車1000台を生産できるがコンピュータを生産できない。反対に、すべての資源がコンピュータ産業で使用された場合、経済はコンピュータ3000台を生産できるが自動車を生産できない。生産可能性フロンティアの両端の点は、これらの極端なケースを表している。たとえば、経済がその資源を2つの産業に振り分けた場合には、自動車500台とコンピュータ1500台を生産することができる。一方、フロンティアの外側の点は、経済の保有している資源では実現不可能である。つまり、経済は、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。