相談援助演習①

閲覧数3,992
ダウンロード数31
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    自己覚知についてまとめ、社会福祉専門職としてなぜ必要なのかを述べています。日本社会福祉士会の倫理綱領等から、自己覚知と倫理、価値の関係をまとめています。(A判定1864字)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     ソーシャルワークにおける自己覚知とは、援助者が自らの考え方を認識することである。自己覚知により、個人的な考え方に捕われて援助を押しつけていないか自己を振り返り、援助における押し付けを防止するためである。
     第一にソーシャルワーク専門職が、自己の価値観について認識することが必要である。専門職も人間である以上、生育歴、家族、地域性、文化などこれらの影響を受け、個人としての価値観が形成される。ソーシャルワーク専門職が自己とは異なった価値観を持った利用者を理解し、受容するためには、自己覚知=自己の価値観と向き合い、自己を知ることの過程が必要不可欠である。
     第二に専門職としての価値、倫理を学び、尊重することも必要である。社会福祉専門職が、専門職としての自分やその価値観等について明確に認識すること=自己覚知は重要である。その理由とは、利用者の価値観と援助者の価値観は区別しなければならないからである。異なる価値観を持った利用者を批判、排除してはならない。稀に利用者の誤った価値観(反社会的、自傷他害の恐れ)を問題にしなければならない時もある。この時に援助者が明確な価値基準を堅持していなければ援助が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。