1.はじめに
これからの教育は、「自分さがし」が根底にあって、自分の「よさ」をさがし、自覚させ、それを生かしていくように育てることにある。子供たちの教育は、単に学校だけでなく、学校・家庭・地域が、それぞれ適切な役割分担を果たしつつ、相互に連携して行われることが重要である。 このような観点から、学校・家庭・地域に於いて、中学生の健全育成のためにどのような努力がなされているのか、考察していきたい。
2.学校において
これからの学校は、「生きる力」の育成を必要とされており、自ら学び、自ら考える教育への転換を目指している。
例えば、正義感や公正さを重んじる心や実践的な態度、他人を思いやる心、生命や人権を尊重する心、ボランティア精神などの育成とともに、社会性、社会の基本的なモラルなどの倫理観の育成に一層努める必要がある。
また、学校では、教育内容、教育活動、教育計画、更に生徒の日常の生活や実態等々を「学校たより」等を発行して、保護者や地域社会の人々に知らせる努力をしている。これは、現在の学校を知ってもらうことで、共感や理解も生まれ、協力も得ることが出来ると考えてのことである。
3.家庭において
家庭は、子どもたちが最も身近に接する社会である。「衣食足りて礼節を知る」との教えがあるとおり、基礎的な人間形成は、家庭教育においてこそ培われるものである。
中学生の健全育成のために
はじめに
これからの教育は、「自分さがし」が根底にあって、自分の「よさ」をさがし、自覚させ、それを生かしていくように育てることにある。子供たちの教育は、単に学校だけでなく、学校・家庭・地域が、それぞれ適切な役割分担を果たしつつ、相互に連携して行われることが重要である。 このような観点から、学校・家庭・地域に於いて、中学生の健全育成のためにどのような努力がなされているのか、考察していきたい。
学校において
これからの学校は、「生きる力」の育成を必要とされており、自ら学び、自ら考える教育への転換を目指している。 例えば、正義感や公正さを重んじる心や実践的な態度、他人を思...