私の理想とする幼稚園

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    資料紹介

     幼稚園の対象になる子どもは3歳から6歳である。幼稚園というものを考える時、「この年齢の子どもたちの成長にとって必要なものは何か」ということから考えるべきであろう。
    例えば「しつけ」である。しつけは本来、家庭で行うべきものであるが、幼稚園においても家庭と連携して、幼児が日常生活に必要な習慣を体得するようにすること、何が良く何が悪いかを考える―道徳性を養うことも大切である。
     また、自然体験や社会体験の機会を充実させ、豊かな感受性を培うことや、幼児キャンプなどの自然体験プログラムを通じて、健全な「親離れ」「子離れ」を促し、子供の自立を促進することも必要とされる。さらに、幼稚園による子育て支援や、小学校教育との連携は子育ての不安解消にも有効な活動であり、今後も積極的な提供が期待されるものである。
     このように、幼稚園は、家庭での成長を踏まえて外の世界に足を踏み出し、様々な体験を通じて自立への歩みを進める、「生きる力」の基礎をつくる重要な役割を担っている場所であると言える。

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    私の理想とする幼稚園
    はじめに
     少子化の中で、子ども一人当たりに対する教育は過熱傾向にあり、どの親も子どもに「よりよい環境」を与えようと模索している。そこに選択の余地があるのなら、少しでも子どもの成長に良い影響を与えてくれる幼稚園・保育所を選ぶのは当然のことであろう。では、理想の幼稚園・保育所とは如何なるものであろうか。ここでは幼稚園について考察することとする。
    1.幼稚園の役割とは
     幼稚園の対象になる子どもは3歳から6歳である。幼稚園というものを考える時、「この年齢の子どもたちの成長にとって必要なものは何か」ということから考えるべきであろう。
    例えば「しつけ」である。しつけは本来、家庭で行うべきものであるが、幼稚園においても家庭と連携して、幼児が日常生活に必要な習慣を体得するようにすること、何が良く何が悪いかを考える―道徳性を養うことも大切である。
    また、自然体験や社会体験の機会を充実させ、豊かな感受性を培うことや、幼児キャンプなどの自然体験プログラムを通じて、健全な「親離れ」「子離れ」を促し、子供の自立を促進することも必要とされる。さらに、幼稚園による子育て支援や、小学校教育と...

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