■資料の内容
・介護等体験実習の体験レポート S評価
・特別支援学校、社会福祉施設のそれぞれについて作成
■備考
・構成、ポイント、キーワード等の参考としていただきたい。
■体験レポート(特別支援学校)
全体を通して楽しく体験に取り組むことができた。これは、知的障害者が持つ特有の明るさや、人懐っこさに助けられたものだった。最初に知的障害者が健常者より優れている点を見つけられたことは大きかった。
一方で戸惑いもあった。生徒の仕草や先生とのやりとりを見ていると、彼らが中学生であるという事実を忘れてしまう。生活単元学習において、文字のかき取りや蝶々結びをしている姿を見ると尚更だ。私自身も彼らにわかりやすいようゆっくり話すことや、難しい言葉を使わないことを心掛けた。しかし、ふとこうした対応が差別や失礼にあたらないかと考え、葛藤があった。先生に相談したところ「彼らとコミュニケーションをとるための行動だから気にする必要はない」との言葉をいただく。大切なのはコミュニケーションを取ろうとする姿勢や、相手のことをわかろうとする気持ちであり、手段は問題ではないと気付く。これは特支以外の先生や一般社会人とて同じこと。外国人とのコミュニケーションに英語を使うことと同義と感じた。会話のキャッチボールは同じ色のボールを返すことが重要なのだ。
もう一つ難しかったのは、彼らに対し...