【佛教大学】国際政治学 第1設題[A評価] + 第2設題[A評価]

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資料紹介

■第1設題 A評価
国際政治学の理論(リアリズム・リベラリズム・マルキシズム・コントラクティヴィズム)について説明しなさい。

■第2設題 A評価
以下の事例から1つを選択し、それぞれの政策領域について政治の論理と経済の論理がどのように作用しているのか具体的に論じなさい。(1)安全保障 (2)貿易 (3)金融 (4)科学技術 (5)移民(6)経済発展と人民・民主化 (7)地球環境問題
⇒(2)貿易を選択

■参考文献
『国際政治経済学・入門』野林健 他 有斐閣アルマ 1996年7月20日

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

■国際政治学の理論(リアリズム・リベラリズム・マルキシズム・コントラクティヴィズム)について説明しなさい。
1、リアリズム(現実主義、国家主義)
 リアリズムとは、国際政治における主権国家間の関係がパワーによって決定するという政治理論だ。ここでいうパワーとは、軍事力だけでなく経済力や技術力といったものをも包括し、主権国家は国益のためにパワーを行使する。リアリズムを主張する論者をリアリストと呼ぶ。
リアリズムの経済的側面を重商主義と呼ぶことがあり、関税などによる国益保護・富の蓄積が代表的政策である。第二次大戦後、先進資本主義諸国が高度経済成長を達成すると、世界経済は自由貿易の流れとなり、重商主義は衰退する。しかし、ニクソンショック・オイルショックにより経済が混乱をきたすと、リアリストは「各国政府は限られた資源の奪い合いのため、保護主義的政策をとるようになる」と主張した。これに対しギルピンは、政治については安全保障のためリアリズムがとられるが、経済についてはリベラリズムがとられると主張した。
リアリズムに基づく国際秩序は覇権システムが機能することにより安定するとの政治理論がある。これを覇権...

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