貿易論(分冊Ⅱ) 合格リポート

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    資料紹介

    報告課題集における、分冊2(世界貿易の自由化に取り組んできたGATT・WTOに共通する考え方、GATTと比較した場合のWTOの改善点について論じた上で、WTOの直面する課題とドーハ・ラウンドにおける課題を答えよ)についての合格リポートです。 私の文章でまとめたものですので、あくまで参考程度のご使用でお願いします。丸写しをして不合格となったとしても、こちらは責任を負いかねます。

    参考資料:『WTOガイドブック』「田村次郎」【弘文堂】(2001.11)
        『WTO 世界貿易のゆくえ』「村上直久」【平凡社】(2001.10)
        『WTO 貿易自由化を超えて』「中川淳司」【岩波新書】(2013.3)

    返却時講評:
    概ね題意に応えているので合格とする。
    一部、事実誤認や主語と述語の不一致が見られるのが残念である(該当箇所の例を文中に青線で明記)。今後のレポート作成には留意してほしい。

    (文中の青線は、上述の通り。赤線明記は、リポート返却時に○や◎が付けられていた部分で、おそらく良好と見られた部分)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    貿易論2
    課題:世界貿易の自由化に取り組んできたGATT・WTOに共通する考え方、GATTと比較した場合のWTOの改善点(WTOの仕組み上の特徴)について論じた上で、WTOの直面する課題とドーハ・ラウンド(ドーハ開発アジェンダ)における課題について述べよ。
    本文:
     第一次世界大戦が起きた後、世界大恐慌が諸国を経済ブロック化の形成に追いやり、第二次世界大戦へと至ってしまった。1944年、アメリカ主導で行われた国際会議では、世界各国は反省を踏まえ、世界平和の確立には世界的な経済的繁栄、雇用の増大、生活水準の向上が必要であるとの認識のもと、為替の安定を目指して国際通貨基金の設立と戦後の復興に国際復興開発銀行の創設を追及、いわゆる「ブレトン・ウッズ体制」を形成した。さらに、これを実現するには自由かつ多角的な貿易と投資、国際経済秩序が不可欠であるとして、一つの協定が合意された。関税および貿易に関する一般協定、通称「GATT」である。同時に、国際貿易機構、通称「ITO」の設立によって幅広い分野の自由化を目指したITO憲章の試みを考えたものの、諸国の必要合意数を得られず、これは頓挫、以後、GATT...

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