日本語学概論 設題1

閲覧数1,814
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「仮名づかい」について述べよ。
     私たちは、人々とコミュニケーションをとるにあたり、ことばを利用する。その「ことば」を伝える方法として、現在では、音声で伝える方法・表記で伝える方法、ジェスチャーなど様々な方法が用いられるが、本来は、人間の口から耳へ音声を媒介として伝えられるものであった。しかし、「ことば」を音声で伝えるだけでは、時間的にも空間的にも制約
    があり、それらの制約を補い、「ことば」を表記する為に、「文字」が生み出された。このレポートにおいて述べる「仮名」については、それらの文字表記の一種として使われている。
     では、最初に、その「仮名」はどのようにして作られたのかを考えてみたい。まず、日本に初めて伝来した「文字」は中国から伝来した「漢字」であった。日本は、その「漢字」に読み方をつけたり、それらの「漢字」を真似て国字と呼ばれる「漢字」を作った。そして、その「漢字」から「かな」を作り出したのである。「漢字」は本当の文字という意味で「真名」と呼ぶのに対して、仮の文字との意味で「仮名」を作った。「仮名」は「漢字」の字形を簡略化したもので、一字一字に意味を持つこともなく、「漢字」とはま...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。