ジョン・ロールズ

閲覧数4,497
ダウンロード数57
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    法哲学・科目試験で持込可の場合、本稿をご利用して頂ければAが取れます。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    一 序論

    ロールズの正義論は「公正としての正義」として特徴付けられる。この点右主張は正義を如何に考えるか。

    二 本論

     ロールズの正義論は、功利主義の欠陥を克服するために主張される。というのも、功利主義は個々人が享受する利益を単純に総計し、それを極大化させるような行為・ルール・制度を正しいとする思想であるが、個人・少数者が犠牲になる局面を否定できない。

     まず、ロールズは、正義の対象を社会の基本構造、即ち基本的な政治構造や経済的社会制度に限定した。そうすると、正(正義)たる社会の基本構造と善たる個人の生き方とが区別されるところ、ロールズが論じたのは前者である。

     よって、この正と善の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。