『人間の条件』(プロローグ・1~3節)

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ハンナ・アレント(志水速雄訳)『人間の条件』(筑摩書房,1994年)
Hannnah Arendt, The Human Condition(the University of Chicago Press,1958)
【プロローグ】                                       
○科学によって作り出されてた状況に対するアレントの危機意識:驚異的な出来事として2例
  ①地球=「人間の条件」の拘束から逃れたいという人びとの欲望
   Ex.・人工衛星打ち上げへの人々の反応「地球に縛り付けられている人間が地球を脱出する第一歩」
   ・核分裂,生命の人工化,寿命伸長
      ⇒近代の解放と世俗化の終焉?,人間存在に対する反抗・交換
      ⇒知識と思考の分離,私たちは今後理解できる物事も理解できなくなるかも?
      ⇒言論が力を失う世界がやってくる?
これは政治的問題!!∵言論こそが人間を政治的存在にし,人間の経験を有意味なものにする
  ②労働におけるオートメーション化
  ・有史以来からある労働に対する反抗,解放への願望→科学の進歩と技術の...

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