モーセの十戒が告げること

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    資料紹介

    キリスト教人間学A判定のレポートです。

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    モーセの十戒が告げること
    私は中学校からカトリックの高校へ通い、キリスト教に触れるのは今年で7年目になる。そのため、モーセやモーセの十戒についても何度か多少ではあるが触れてきた。しかし、きちんとモーセについて自ら考えたことは今までになかった。そのため、今回はモーセについて詳しく知り、十戒について私なりの解釈を含めて考えていきたいと思う。

    まず、モーセについて、そして十戒を受けるまでについて簡単に振り返っていきたい。

    モーセは紀元前13世紀頃活躍したとされる古代イスラエルの民族指導者であり、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教及びバハーイー教などの多くの宗教において、最も重要な預言者の1人とされている。旧約聖書では、モーセはイスラエル人の父アムラムと母ヨケベドとの間に生まれ、兄姉がいた。当時の王であるファラオは、ヘブライ人が増えすぎることに不安を覚え、ヘブライ人男児を殺すよう命じた。しばらく隠して育てられたモーセだったが、隠し切れなくなると両親はパルピスのカゴに乗せてナイル川に流した。たまたま水浴びをしていた王女が彼を拾い、マージャー(引き上げるの意)にちなんで「モーセ」と名付けた。ある...

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