佛教大学 Q0707 経済学概論 第1設題

閲覧数1,453
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    合格したレポートです。参考にしてください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本において、1990年代に至ってあらわになった「景気の自律的拡張メカニズム」と「信頼の構造」とが壊されたという事態について、1)その実態を具体的に明らかにし、2)それをもたらした「源流」としての「構造改革」の思想・政策の核心的内容を説明せよ。
    橋本内閣、小泉内閣の下で行われた「橋本改革」「小泉改革」という「構造改革」により、景気の構造変化、日本経済の構造変化が生まれた。それは企業の景気回復が家計部門に伝わらないという状況を生み出し、企業間格差、失業者の増加といった問題も生み出したといえる。この構造変化は「景気の自律的拡張メカニズム」と「信頼の構造」とが壊されたといえるのである。初めにこの二つの崩壊を説明し、この原因となった構造改革について考えていきたい。

    景気の自律的拡張のメカニズムとは最初に、景気浮揚政策の効果、あるいは海外の景気が良くなるなど外部経済改善による効果、あるいは過剰在庫が終了するなどによる効果があると、それによって生産が増加する、収益が増加するなど、企業部門にその効果が伝播する。そうして、企業部門が良くなると、賃金の上昇、雇用の拡大などを通じてその良さは家計部門に伝...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。