日本大学通信部教職授業の『発展と学習(0906)』
【課題】
知能と学力の関係(知能検査の結果と学力検査の結果のギャップ)について、キーワードを用いて論述しなさい。
記述のポイントと参考文献も記載しました。1回で合格をいただき、評価も、すべてAでした。この科目は科目履修試験も持ち込み可能なので、レポート+試験での単位修得を強くお勧めする科目です。私は最終的にSでしたよ!
日本大学通信部レポート課題
●発展と学習(0906)/教育心理学(0920)共通
●課題
知能と学力の関係(知能検査の結果と学力検査の結果のギャップ)について、キーワードを用いて論述せよ。
●キーワード
知能偏差値、学力偏差値、学業不振児
●参考文献
教職をめざす人のための教育心理学 藤田主一 楠本恭久 福村出版,2008.3.20
ブリタニカ国際百科事典1 フランクBギブン ㈱ブリタニカ 1993.3.1
ここではリポートの命題に基づき、①知能偏差値について、②学力偏差値について、を定義したうえで、③双方の結果のギャップについてをそれぞれ述べる。
知能偏差値
個人の知能を同一年齢集団における相対的位置で示そうとするものであり、次の式で求めることができる。
ビネーやターマンなどが作成、発展させた知能指数の表示法は、精神年齢と暦連例の乖離を利用し、平均的な知能水準を示したものである。しかし、この表示法は知能が直線的に発展することを基本的な前提としており、実際は年齢が進むにつれ、発展が緩やかになり最終的には停滞するので、IQ値は小さくなる。そのため、特に高齢層...