Q0704、R0711、法律学概論(科目最終試験6題の解答例:90点合格)

閲覧数3,766
ダウンロード数119
履歴確認

    • ページ数 : 15ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2013年に90点で合格しました。
    ちなみに、私は同志社大学法学部卒業です。

    私が確認できたのは次の6つの過去問です。
    (1)物権と債権の違いについて論じなさい。
    (2)生命の誕生をめぐる法律上の問題点について論じなさい。
    (3)刑事裁判と人権について論じなさい。
    (4)高齢者の財産管理の法律関係について論じなさい。
    (5)法と道徳の違いについて論じなさい。
    (6)採用内定の法的性質について論じなさい。

    どれも同じくらいの頻度で出題されているので、山をはらずに、すべてに目を通しておいた方が良いと思います。ちなみに、私の時は(6)が出題されました。

    よろしければ参考にされてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    物権と債権の違いについて論じなさい。
    私法の基本である民法は、財産権を、物に対する権利である物権と、人に対する権利である債権とに大きく二分している。
    物権は、特定の物を直接に支配できる権利であり、物を全面的に支配できる所有権が物権の典型である。
    例えば、所有権を持つ者は、法律の範囲内で、所有物を自分の意のままにどのようにも処分することができ、権利の実現が自分だけでできる(直接性)。また、物権は、誰に対しても主張でき(絶対性)、一つの物の上に物権が成立すると、その後にそれと両立しない他の物権は同一物の上に成立しない(排他性)。
    このように、物権は強力な権利なので、法律に定められた以外に勝手に新しい物権をつくることは禁じられる(物権法定主義)。
    一方、債権は、特定の人(債務者)に対して、一定の行為を求める権利であり、それに対応する義務を債務という。債権は、事務管理・不当利得・不法行為のように法律の規定により発生する場合もあるが、当事者の意思に基づいて発生する契約の場合の方が多い。
    例えば、土地の売買契約の場合、買主は、売主に対して、その土地の所有権移転・引渡し・移転登記を約束通り行うよう求...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。