P6511キリスト教神学 第1設題

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    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    基督教がどのように発生したのかを地理的・歴史的・人類文化史的に述べよ。
    『創世記』の冒頭に神の天地創造物語が綴られており、この世界を創造した創造主である神は、この世界を元々素晴らしいものとして造り、そして海・空・地のすべてを支配させる為、土地のチリから人間を神自身に似せて創造したとされている。
    神に似るよう神のかたちに人を創造した人類最初の人間こそアダムである。妻のエバと共に神から禁じられた木の実を食べ、神から詰問された際に悔いる心無く自己弁明に終始したことで、人間の罪の本性が浮き彫りとなっている。神は、理想の楽園から二人を追放し、一匹の動物を犠牲に皮の着物を造り二人に着せ、地上世界へと進み行かせたのである。この着物は、やがて人間を救うイエス・キリストの衣の予兆となる。
    『創世記』12章から旧約聖書の主人公となるのはイスラエル民族である。このイスラエル民族の父祖であるテラは、故郷カルデアの地ウルを捨てカナンの地を目指し旅立つが、ハランの町で目的半ばに生涯を終え、息子のアブラハムが父の志を受け継ぎ、神の約束された地であるカナンを目指すこととなる。
    アブラハムが父テラと違う部分は、神の言葉...

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