◎今回使用した糖液(キシロース、グルコース、フルクトース、ラクトース、スクロース、デンプン)について以下にまとめた。
モーリッシュ(Molisch)反応
?3本の試験管(A〜C)のうち、A管にグルコース液、B管にスクロース液、C管にはデンプン液をそれぞれ2mlずつとる。それぞれの試験管に5%α−ナフトール・エタノール溶液2滴を加えて混和したのち、濃硫酸1mlを管壁にそって静かに流し込む。混ぜないように。
?液は二層になり、硫酸との界面は赤紫色を呈する。
ベネジクト(Benedict)反応
?3本の試験管(A〜C)にベネジクト試薬2mlをそれぞれとる。
?A管にグルコース液、B管にラクトース液、C管にスクロース液をそれぞれ0.5mlずつ加え、
沸騰水浴中で約2分間加熱する。
ニーランデル(Nylander)反応
?3本の試験管(A〜C)のうち、A管にグルコース液、B管にラクトース液、C管にはスクロース液をそれぞれ2mlずつとる。
?それぞれの試験管にニーランデル試薬0.5mlを加え、沸騰水浴中で軽く振り混ぜながら7〜8分加熱する。
ビアール(Bial)反応
?2本の試験管(A、B)にビアール試薬1mlをそれぞれとる。
?A管にキシロース液、B管にグルコース液をそれぞれ0.5mlずつ加え、混合し、沸騰水浴中で加熱する。
?反応液の色調を比較する。
セリワノフ(Seliwanoff)反応
?3本の試験管(A〜C)にセリワノフ試薬3mlをそれぞれとる。
?A管にスクロース液、B管にフルクトース液、C管にはグルコース液をそれぞれ0.5mlずつ加え、沸騰水浴中に入れ、呈色までの時間を観察する。
生化学実験
『糖の定性反応』
■目的■
◎糖の定性反応の実験技術を習得する。
■方法■
モーリッシュ(Molisch)反応
①3本の試験管(A~C)のうち、A管にグルコース液、B管にスクロース液、C管にはデンプン液をそれぞれ2mlずつとる。それぞれの試験管に5%α-ナフトール・エタノール溶液2滴を加えて混和したのち、濃硫酸1mlを管壁にそって静かに流し込む。混ぜないように。
②液は二層になり、硫酸との界面は赤紫色を呈する。
ベネジクト(Benedict)反応
①3本の試験管(A~C)にベネジクト試薬2mlをそれぞれとる。
②A管にグルコース液、B管にラクトース液、C管にスクロース液をそれぞれ0.5mlずつ加え、
沸騰水浴中で約2分間加熱する。
ニーランデル(Nylander)反応
①3本の試験管(A~C)のうち、A管にグルコース液、B管にラクトース液、C管にはスクロース液をそれぞれ2mlずつとる。
②それぞれの試験管にニーランデル試薬0.5mlを加え、沸騰水浴中で軽く振り混ぜながら7~8分加熱する。
ビアール(Bial)反応
①2本の試験管(A、B)にビアール試薬1mlをそれぞれとる。...