教育言論②(by立命館大卒)

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    資料紹介

    教育原論の第二設題の模範解答です。A評価を頂きました。
    「ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。」についてのレポート。参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。
     ジョン・ロック(以下ロックと記述する)はイギリスの哲学者・政治思想家であり、後の教育思想に大きな影響を与えた経験論の代表者である。主著『人間知性論』(1689)では、人間は生まれつき観念が備わっているとする生得観念論を否定し、知識や観念は経験に由来すると説いて、経験論を確立した。また、『教育に関する考察』(1693)では、人間の能力や道徳性は身分や血統によるものではなく教育によるものであると説き、後の教育思想に大きな影響を及ぼした。教育関係の著作はほかに『ジェントルマン向けの読書と勉強に関する考察』(1703)、『労働学校法案(救貧法論)』(1697)、『知性指導論』(1706)などがある。
    さて、ロックの教育論について述べるにあたって、重要な問題は、具体的な教育方法ではなくそれ以前のしつけの方法、すなわち「何を教えたらよいのか」よりも、「どのように教えたらよいのか」に関わる問題である。
    つまり、個々の科目を教える前提として、子どもにどのような構えが形成されていなければならないか、ということが重要だったのだ。...

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