飲酒運転の取締りをもっと厳しくするべきだ
1.はじめに
飲酒運転による死亡事故が多いのにも関わらず、人々は飲酒運転に対する抵抗があまりない。また、そうした状況であるにも関わらず規制もまだまだゆるく、取り締まりも厳しくない。同じことを繰り返さないためにも原因や対策を見直し、取り組んでいくべきではないだろうか。
酒に含まれているアルコールは中枢神経系に作用し脳の神経活動を抑制(麻酔作用)する物質である。飲酒という行為は、運動機能の低下、理性・自制心の低下、動態視力・集中力・認知能力・状況判断力の低下等を生じさせることになる。これらのことから飲酒をした上での運転は非常に危険であり、禁じられる行為であることがわかる。
2.なぜ飲酒運転をするのか
人は軽い気持ちから飲酒運転をしてしまう。自分なら大丈夫という確信を持っていたり、運転せざるをえない状況になったり、誰でも簡単にできてしまうのが飲酒運転である。
3.飲酒運転による被害、現状とは
飲酒運転による死亡事故は10年前と比べ4分の1以下、交通事故は5分の1となった。理由として、2002年6月に施行された改正道路交通法により罰則等が強化さ...