R0714 国際政治学 第2設題(A評価)

閲覧数1,230
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2設題 以下の事例から1つを選択し、それぞれの政策領域について政治の論理と経済の論理がどのように作用しているのか具体的に論じなさい。(1)安全保障(2)貿易(3)金融(4)科学技術(5)移民
    (6)経済発展と人権、民主化(7)地球環境問題
                  序
     近年におけるグローバリゼーション論の高まりが、国際政治経済学への関心をより強めている中において、「金融」からその政治の論理と経済の論理がどのように作用しているのかを述べていくこととする。
                  本論
    (1)金融のグローバル化
     金融市場のグローバル化によって、各国経済が巨大な資金ネットワークに組み込まれ、外国為替市場、金融資本市場の取引は、地球上で24時間休みなく行われ、大量の民間資本が世界中を駆け巡り、グローバルな資金調達を容易にしている。なかでも投機目的で取引される大量の短期資本は、国境の壁をいとも簡単に乗り越えて、各国市場への参入、退出を繰り返している。
     金融市場のグローバル化は、国際金融取引に対する国家の影響力の弱体化を意味し、それが1997年のアジア通貨危機を深刻化させ、またその再...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。