カラー画像の計測と処理

閲覧数1,541
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 14ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    検討課題を修正して3回目で受け取って頂きました。検討課題の参考になると思います。一部の図(印刷写真)は諸事情により未掲載です。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1

    目的

    昨今,人間の視覚系に合わせたカラー画像の必要性が高くなっていることから,画像
    の撮影及び処理の方法は必須の基礎知識となりつつある.この実験では,モノクロカメ
    ラを使用してカラー画像の撮影が可能であることを学ぶ.また,それらで撮影した画像
    とカラーカメラで撮影した画像の比較を行う.さらに,撮影したカラー画像の各種画像
    処理について学ぶ.

    2

    原理

    カラーカメラは 3 枚のカラーフィルタを構成しており,赤 (R),緑 (G),青 (B) の 3 原
    色を計測し,それらの成分画像を合成することによってカラー画像を得ている.モノク
    ロカメラの場合は 1 つの成分画像しか得ることができない.しかし,R,G,B の 3 枚の
    カラーフィルタをモノクロカメラに取り付けてそれぞれ撮影すると,カラーカメラと同
    じように 3 つの成分画像を得ることができる.
    ただし,そのまま合成しても元の色を再現することはできない.なぜならば,視覚系の
    色分解特性に一致してないからであり,フィルタごとに光の透過率も異なるからである.
    よって,式 2.1 のように比率を調整することによって元の色を再現す...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。