法制史(西洋) 課題3

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ローマ法の継受(再生)について

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法制史

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ローマ法は、ヨーロッパの色々な国に継受されていった。そして、教会法の発展に影響を与えた。

 1070年頃、ボローニャでネーリウスという男性が、法典ディーゲスタを独学で理解し、弟子たちに広めた。また神聖ローマ皇帝は東方正教会の文化に対抗するため、自分自身の権限強化をする必要性を感じ、古代ローマ法に習って、法を発展させようと考えた。まず、市民に法の勉強させることから発展を促そうとし、ボローニャで法律の勉強を発展させた。その結果、イタリアだけでなくヨーロッパ中から人が集まり、大学のような教育機関へと発達し、法律について学べるようになった。つまり、法は大学で教えられ、そこから実務の場に移して行われるものであり、それが今でも行われている。

 そして、この現象を教会が注目した。教会自身の法である教会法を、ローマ法と同じ水準にしなければ、教会法の力が弱くなると感じたからだ。その後、ボローニャ大学でも教会法の授業が開始されていった。その結果、ローマ法と教会法をどちらも学べば、「両法博士」になれ、ヨーロッパ中で影響力を持てる人物になれた。また教会法はローマ法の具体的な内容からも影響を受けた。聖職者が...

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