教育相談.(カウンセリングふくむ)

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    資料紹介

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    「今日の多くの学校や研究所相談室では、来談者中心療法と行動療法のカウンセリング技法が活用されている。この2つを基礎的な理論面、技法面、長所短所等を比較しながら述べよ。」
    Ⅰ.序論
     専門的なカウンセリングを職業としないまでも、教育や人にかかわる仕事では、カウンセリングマインドを必要とする。もっと人の心を理解しケアする技術があれば、本来の対人援助業務をより効果的に遂行できると多くの援助職が感じている。教育相談にかかわる者は、カウンセリングマインドの基礎を学ぶことが求められている。
    Ⅱ.本論
    1.行動療法と来談者中心療法の基礎理論
    ①行動療法の基本的な考え方
    行動療法というカウンセリング手法は、「パブロフの犬」で証明された「条件反射」を基礎においている。パブロフが行った実験で、ベルを鳴らしてエサをあたえるうちに、ベルを聞いただけでも犬がヨダレをたらした実験である。
    行動療法の人間観は、人間は生まれたときは白紙であとづけされた条件によって行動パターンが備わっていくととらえる。そのため不適切な社会行動をしている人には新しい条件づけを学習させて、適応した行動を習得させようとするものである。
     ②...

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