名古屋大学教育学部付属高等学校における「総合人間科」の取り組み

閲覧数1,667
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    なぜ、平和教育において「何をどれだけ学んだのか」ということに対して敏感にならざるを得ないのかというと、戦後の日本は、共産主義者と朝日新聞によるプロパガンダと歪んだ「平和主義」キャンペーンによって歴史の真実がひた隠しにされ、平和問題について正面から考えることがタブーとされてきたからである。だから、教師が、生徒が戦争や平和について何をどれだけ学んだのかということを不問のうちに済ましたこともわからないでもない。
    このような教師の姿勢の背後を読むとしたら、ひょっとしたら、ある理由によってそれができなかったのではないのだろうか。その理由とは何であるか。第一に、「総合人間科」の取り組みが、文部大臣の指定によるオフィシャルな研究であるために、波風を立てるようなことができなかったことが考えられる。そして第二に、この取り組みが、親や地域住民にも開かれたものであることを宣言しており、その波風を立てるような親や地域住民(特に安保、安保Jr世代)の存在が危惧されたためにできなかった、ということが考えられる。もし教育に対してこのような圧力がかけられているとしたら、これは明らかに教育基本法第8条に違反する、教育への特定の政党の介入である。
    いずれにしても、平和問題についてもうこれ以上眼をそらし続けることはできないだろう。私たちはもういい加減に共産党と朝日新聞の罠から抜け出し、平和教育に対して真摯に考えていかなければならないと思う。その第一歩として、子供たちを朝日新聞の害毒から守ることから始めてみてはいかがなものか。
    後平和問題が教育で正面から取りあげられない、タブーとされる理由
    在日米軍基地問題
    安保問題
    自由主義vs共産主義 に行き着くのではないだろうか。
    つまるところ、政治イデオロギーの対立。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平成8年度高校2年次必修科目
    「国際理解・人権・平和」 「 どぅ宝‐沖縄の心から平和を学ぶ」
    ‐名古屋大学教育学部付属高等学校における「総合人間科」の取り組み‐
    総合人間科
    当校がつけた独自の名称
    必修科目‐中1~高3すべてにわたって設置 隔週土曜の3,4限
    選択科目‐高校2,3年に設置
    目指す生徒像「現代の課題を、様々な体験を通して自らの問題とし、主体的に学びながら、表現し、友人とともに学びあうことができる」
    「自分の人生を社会と重ね合わせて考え、未来に向けて自覚的に行動していく」
    設置の経緯
    学校教育法施行規則の一部改正(H11)により、高等学校において平成15年度から新教育課程「総合的な学習の時間」が導入されることとなった。これに先立ち、当学校は研究開発校として文部大臣の認可と委嘱を受け、教科「総合人間科」を設置することにより、総合的な学習の時間の研究と開発に取り組むこととなった(H7)…と考えられる。
    平成8年度高校2年次必修科目「総合人間科」の展開⇒ 別紙
    今後の課題
    評価対象‐グループ、個人 の扱い
    評価の主体者‐教師、生徒、生徒同士・・・どう総合するか
    評価と評定‐成績表...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。