ソーシャルワークⅡ①

閲覧数2,406
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「相談援助における人と環境との相互作用の視点について述べよ」
    1人と環境との相互作用の視点の必要性
    現在のソーシャルワークの実践は、人と環境との相互作用の視点、環境と人と接点に焦点を当てる。ではなぜ人と環境との関係に考察を加える必要があるのだろうか。
    ソーシャルワーカーは、人間について深い理解を求められる。人間について考えるにあたり、人間と環境と切り離して考えることはできない。人は環境から影響を受け、環境にも影響を与える。人は環境の中において、初めて意味を持つ存在であり、環境なかでの役割において、その人が現出する。
    ●人にとっての環境の意味
    ドロールとワルテールは、環境を一般的に「人間と社会の物理的・地理的条件、環境、生活条件を形作る、複雑で絡みあった様々の要素の全体である」と定義し、すべての構成要素が常に変動していると説明している。ユクスキュルとクリサートの「環世界」という概念は、動物の実行できる行為が多いほど「環世界」で多数の対象物を識別することができるという説明により、主体が環境に意味を与えるという世界を提示した。例えば、物理的に同一とされる部屋の一つをとっても、その中を飛び回る...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。