外資系銀行員とは

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    資料紹介

    1.動機
    佐藤英明さんの場合、子供の頃から海外で働きたいという希望があったわけではない。むしろ、海外を意識したのは大学に入ってから。山形出身である佐藤さんは、先生か医者になりたいと思っていた。小さい子が大人と接するのは先生ぐらいであり、田舎で金持ちといえば医者だったからだという。
    大学卒業後、山形に戻り、大手電機メーカーの子会社に就職した。経理関係の仕事がしたかったため、簿記の勉強をし、独学で3級から1級まで取得した。「田舎はのんびりしてつまらないな」と思い、東京で仕事がしたくなった。ちょうどそのときに外資系の銀行の求人を見つけ、応募すると採用された。ここで役に立ったのが簿記の資格であった。転職9年目に、海外勤務のオファーがくる。ヒューストン支店で唯一の日本人として働く。
    2.資格の力
    渡米後、ヒューストンでの夜の時間を使ってビジネススクールに通い、二つの修士課程を修了し、MBAや会計学の修士号も続けて取得する。資格を取っていくとどんどん可能性が広がる。佐藤さんから学生へのアドバイスの11か条の10か条目に「資格は力」という言葉がある。資格は自己表現の一部となる。他人は自分のことが全然わからなくても、資格を利用することによりある程度、能力なりを認識し、評価してもらえる。

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    外資系銀行員とは
    目次
    1.動機
    2.資格の力
    3.日本とアメリカの違い
    4.11か条の1条から4条まで
    5.11か条の残り
    参考文献
    1.動機
    佐藤英明さんの場合、子供の頃から海外で働きたいという希望があったわけではない。むしろ、海外を意識したのは大学に入ってから。山形出身である佐藤さんは、先生か医者になりたいと思っていた。小さい子が大人と接するのは先生ぐらいであり、田舎で金持ちといえば医者だったからだという。
    大学卒業後、山形に戻り、大手電機メーカーの子会社に就職した。経理関係の仕事がしたかったため、簿記の勉強をし、独学で3級から1級まで取得した。「田舎はのんびりしてつまらないな」と思い、東京で仕事がしたくなった。ちょうどそのときに外資系の銀行の求人を見つけ、応募すると採用された。ここで役に立ったのが簿記の資格であった。転職9年目に、海外勤務のオファーがくる。ヒューストン支店で唯一の日本人として働く。
    2.資格の力
    渡米後、ヒューストンでの夜の時間を使ってビジネススクールに通い、二つの修士課程を修了し、MBAや会計学の修士号も続けて取得する。資格を取っていくとどんどん可能性が広がる...

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