社会科指導法 第1分冊 2012

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    資料紹介

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    1公民的資質の基礎
     「公民的資質」とは、国際社会に生きる平和で民主的な国家・社会の形成者、すなわち市民・国民として行動する上で必要とされる資質を意味している。したがって、公民的資質は、平和で民主的な国家・社会の形成者としての自覚をもち、自他の人格を互いに尊重し合うこと、社会的義務や責任を果たそうとすること、社会生活の様々な場面で多面的に考えたり、公正に判断したりすることなどの態度や能力であると考えられる。こうした公民的資質は、日本人としての自覚をもって国際社会で主体的に生きるとともに、持続可能な社会の実現を目指すなど、よりよい社会の形成に参画する資質や能力の基礎をも含むものであると考えられる。
    2単元の意義
     環境保全の必要性が声高に叫ばれて久しい。日常生活において水を大切に使うことやごみを減らすことは、環境を保全するための市民の役割の一つになっている。本単元で、市民の健康なくらしを維持し向上するために様々な活動が関係諸機関や地域住民などの協力で進められていることを理解することは、自分も市民の一員として協力しようとする態度を育てる上で意義がある。
    目標
     市民の健康な生活の維持と向上...

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