リハビリテーション看護
(特徴)
リハビリテーション医療は、専門的な知識や技術を持った異なる専門チームで行う医療である。看護師、介護福祉士、医療ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、心理療法士、医師などの専門職が関わる。
リハビリテーション医療には、急性期、回復期、維持期があり、さらに患者には「小児期」「成人期」「老年期」などの発達段階があり、これらがリハビリテーション医療の特徴となる。リハビリテーション医療のタイプは患者のニーズによって決定され、そのタイプによってリハビリテーション医療チームの構成メンバーは変化する。
構成メンバーは、患者およびその家族を中心に、それぞれの専門的な知識と技術をもつ専門家としてそれぞれの専門性を十分発揮し、患者のリハビリテーションに携わる必要がある。そして、患者の状態に応じてチームメンバーが変化する中で、看護職はどのような形態のチームであっても必要不可欠な存在である。
(看護)
看護師は、患者の苦痛や苦悩を和らげ、機能訓練がより適切に、療養生活がよりよく送れるよう、生活環境や生活過程を整える機能を持っている。リハビリテーション医療...